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2014年2月20日 (木)

戸越銀座でつかまえて

信用できる感じがして、星野博美さんの文章のファンです。

星野さんは47歳、東京生まれの作家、写真家。就職を機に実家を出て、18年半ものあいだ東京西部の中央線沿線でひとり暮らしをしながら創作活動をしてらっしゃったが、猫の死などを機に「精神状態の堤防が決壊」し、両親が暮らす品川区戸越銀座の実家に戻ることを決断。

この本は星野さんが18年半ぶりに戻ってきた地元=戸越銀座での暮らしや思いを綴ったエッセイです。戸越銀座を中心に、戸越公園、荏原中延、旗の台、武蔵小山、西小山、不動前、五反田、大崎、大井町といった東京ローカルの地名がたくさん出てきます。

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戸越銀座って下町でも山の手でもないし、都会でも田舎でもないし、まさに東京ローカルという感じなので、大阪人には馴染みが薄い地名と思っていたのですが、なんのなんの、私が借りた図書館では予約待ち多数の大人気の本です。「戸越銀座ってどこだろう?」と素朴に食いつくのかもしれませんね。

読み応えのある、やはり信用できるおもしろいエッセイでした。

私が東京に暮らしていた頃、たびたび友達の用事につきあって、南北線に乗って武蔵小山まで行き、長い商店街をよく歩きました。東京都内にこんなざっくばらんな商店街があるとは知らなくて、ちょっと大阪(天神橋筋商店街とか千林商店街)を彷彿とさせて親近感をおぼえていました。そして武蔵小山商店街から中原街道を渡ると、また大きな商店街があらわれるのです。それが戸越銀座でした。戸越銀座のほうが、よりローカルな匂いがしましたっけ。

武蔵小山も戸越銀座も、日帰りや一泊のタイトなスケジュールではなかなか行けない場所。一週間ぐらい東京に滞在して心の余裕ができて、初めて訪ねられるような気がします。そぞろ歩きしたいですね。

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