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2016年5月18日 (水)

福祉に厚い日本社会なのに

朝から親の用事で忙しい一日でした。

夕方には補聴器メーカーの検査員さんが家に来て、最近耳が遠くなってきた父の聴力検査をしてくれました。どういう検査かというと、ヘッドホンを装着してさまざまな音を流して、聴こえたら手をあげるというオーソドックスな検査。

次に行なったのが、検査員さんがランダムに発する五十音を聴いて、父が聴こえた音をそのまま答えるというテスト。例えば「あ」と発したら「あ」と答えるわけです。まぁ、普通は簡単ですよね。

「ま」「ま」
「と」「と」
「く」「く」

最初は順調に聴こえているかと思いきや途中から、

「ひ」「い」
「ら」「ふ」
「ぞ」「と」

と父が全然違う音を答えるので、ショックで涙が出そう。

(全然聴こえてないんや。こんなにも聴こえなくなったんや)

検査が終わってからもショックで呆然としてしまい、父にどんな言葉を掛けるべきか言葉を失いました。それなのに一緒にいた母ときたら、

「お父さん、半分以上間違えてたよ!!!」

と父にズケズケ言うのでビックリした。さすが妻は強い(笑)

その後、父の聴力に調整してもらった補聴器を実際に試着したのですが、さすがによく聴こえるみたいでした。声を張らなくても父と会話のやり取りができるなんて夢のよう。

ただ、高額なんですよ。父が試着した補聴器は中ぐらいの標準的な価格帯ですが、両耳で28万円。父の表情には(高いから要らない)とはっきり書いてました。母はしきりに「買えば」と言ってましたが。

私もできたら買ってあげたい。だけどやっぱり高い。ほとんど自宅で過ごしていて家族が大声で話しかければ何とかいけてるから、現状のままでもいけるんだけど。

いやいや、父の残りの人生を楽しんでもらうために28万ぐらい安いものなのかも。

どうしよう。

聴力の身障者手帳を持っていたら補助金が出るらしいけど、父の状態では手帳は交付されないみたい。おまけに補聴器は介護保険適用外なんだよね。高齢者福祉に手厚い日本社会なのに、なぜこの部分だけ認めないんだろうと疑問に思います。

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コメント

補聴器メーカーの検査員がどのような経緯でご自宅に出向かれたのか、わからないのでお役にたたないかもしれません。
聴覚障害が無く、聞こえやすくするためだけなら、贅沢品の様に見られますが
お父様の場合半分以上聞こえてないというなら、まず耳鼻科で耳の検査をてもらうのはいかがですか?傷病名があれば補助が出なくても、医療費控除としてみなされるかもしれません。お住まいの健康課とかに相談できないでしょうか?
相談する時は、なるべく大げさに困ってるアピールをして下さい。家族が大きな声で話せば聞こえると言ってしまうと、そこでドボンです。
母も高齢で、大きな声で話すのも辛くて、めまいを起こしそうになる。
会話もスムースにいかないので、どうしても父との会話が少なくなり、
意思疎通が難しい。
大きな声で話せる、私も仕事をしているので、日中の両親が心配であるとかetc.
この内容は耳鼻科や、ケアマネなどにも使えます。
アカンで元々なのでせめてどこかで取り戻せる方法を考えてみて下さい。
耳鼻科の指示で補聴器メーカーが来はったんやったら、余計な事でごめんなさい。

福祉のいびつはいつも痛感。
わたしはたまたま全く補助圏外で今日まで参りました〜〜〜

後日、法改正とかで多くの困ってない人までが援助を受けています。

本当に困っている人を守る福祉ではなく、この国では有権者、多くの人の福祉を図るようで。

聞き分けにくいこと、小さな音が聞こえなくなってきてしまうと、お父様は奥様が体の一部なんですね。

そんな気がしました。

28万で親孝行できるなら安いもん

イコさん、詳しく教えてくださり、ありがとうございました。
役にたたないなんてとんでもない、めちゃくちゃ有益なアドバイスです。

今回はケアマネージャーさんの紹介でしたが、高額なことはわかっていたので、
「手がでないかも」と最初からおことわりは入れてたんです。だから先方も無理強いはしてこなくて。
とはいえ、実際に装着して聴こえるようになった父を目の当たりにすると、迷いました(笑)

イコさんのアドバイスに沿って、いろいろあたってみようと思います!

ふーみんさん、実感のこもったお言葉、重みがあります。
さりげなく、シラッと改正する法律には要注意ですよね。

はるなさん、そう思います。
そう思いつつなんとか安くならんか〜と考えてしまう、ケチな私です(笑)

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