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2016年10月23日 (日)

吉本ばなな「下北沢について」

私が30代で東京に住んでいた頃、下北沢が当時の関西出身者の東京で住みたい町ナンバー1だったように思います。別格でした。しもきたに住んでると言うだけで尊敬の念を抱かれると言いますか。

その頃私は同じ沿線の代々木上原に住んでいたのですが、下北沢のほうが都心から遠くて庶民的なのに、人気も家賃も高く高嶺の花でした。ちょうど、若い人のあいだで下北沢がブームになってたのかもしれません。私も一度だけ休みの日に下北沢を隈なく歩き回ったことがあるのだけど、とにかく若者が多くて賑やかで、毎日が文化祭のような町だと感じたものです。



この本は、吉本さんが40代で越してきた下北沢での生活を綴ったもの。出合えて良かった力強い本です。生きる意欲を高めてくれます。ゴチャッとした頭のなかを一晩眠った翌朝みたいに整理してくれる感じです。

ちょっとインターネット上ではお目にかかれない、さすがにお金の取れる文章だなと。さすが、さすがです。当然ですが吉本ばななの名語録の数々に打ちのめされっぱなしでした。

生活者の視点から見た下北沢の空気もよく伝わってきて、表玄関でとどまっていた私を町の一歩中に入れてもらったような錯覚を覚えました。とても楽しかったです。




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