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2017年4月25日 (火)

結城紬狂い その1

先日の着付け教室は体調が今ひとつだったので、教室で半衿付けだけしてきました。大型連休のため来週はお休みなので、しばらく着物を着る機会もありません。着てナンボの着物ブロガーなのに、物足りなくてスミマセン。しばらく妄想ブログが続きます。

ところで私、昨年ぐらいまでは実は染め派。染めの着物(やわらか物)しか興味がなかったんです。大島、十日町などの紬も持ってはいたけど、目が行くのは染めの着物ばかり。自分には絶対似合わないけど、志ま亀の小紋とかええな〜♡と思ってました。

ところが今年になって、まるで雷に打たれたかの如く、織り派に転向。しかも結城紬のみ!

結城紬じゃないと着物に非ず!!!

結城紬さえあれば他はもう何もいらない!!!

私が持ってる着物全部あげるから、結城紬くれる人いないかな!!!

と本気で考えるぐらい、結城紬に恋い焦がれ、狂い、熱を上げてしまいました。

なぜ急激に結城紬ラバーになってしまったかというと、有吉佐和子の小説の影響なんです。もともと若い頃から「芝桜」「木瓜の花」が好きだったので、今年になってから有吉佐和子の小説を制覇してみようといろいろ読みはじめたんですね。

和歌山県出身の有吉佐和子は「紀ノ川」「有田川」「日高川」といった和歌山の川にちなんだ三部作を発表しているのですが、実はあとひとつ、川にちなんだ大河小説があったんです。それが「鬼怒川」。



有吉佐和子「鬼怒川」の舞台は茨城県結城市、栃木県小山市の鬼怒川沿いの地域。ヒロインは、戦中戦後の激動時代に翻弄されながら、後に人間国宝になる地機織りの織り手さんです。

本場結城紬のことを本当に良く理解できる作品。糸つむぎ〜絣くくり〜地機織りと、真綿から結城紬が織り上がるまでの全工程を、微に入り細に渡り描写。まるで自分がその場にいて職人さんのお仕事を目の当たりにしているような。厳しい仕事の苦労が伝わってきて息苦しいほどでした。

地機の結城紬ってこんなに手間がかかるんだ・・・衝撃でした。そりゃ高価で当たりまえ!と思いましたもん、このケチな私が(笑)

実はこの作品のテーマは他のところにあるのですが、私自身は今まで知らなかった結城紬ワールドにすっかり魅了され、圧倒され、骨抜きになってしまったのです。(つづく)

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