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2018年7月 4日 (水)

人様に差し上げた帯を返してもらったトホホな話

台風の影響で暴風が吹き荒れ、クルマが吹き飛ばされたらどうしようとヒヤヒヤしながら帰宅しました。無事に帰れて良かった。

さて、新しく仕立てた着物が届いてルンルン気分になっておったわけですが。よく考えてみたら、合わせる夏帯が手薄だよなぁ〜と気付いた私。まぁ、いいや。またご縁があれば、古布のお店で探してみようと思っておりましたところ。

先日、お会いした友達のお顔を見たとたん急に思い出してしまったんです。数年前、彼女に紗の名古屋帯を無理やり二本、もらっていただいたことを。別に彼女が欲しいとおっしゃったわけではなく、私が一方的に差し上げて、快く受け入れてくださった、あの帯。

自分的にはすごく気に入ってつくった帯でした。が、初めてその帯を締めた時に着付け師さんから(当時、自分で着られなくて美容院で着付けしてもらっていた)

「この帯は幅が狭いので、背の高い貴女には帯が細すぎてバランスが悪い。次に仕立てるときは、もっと帯幅を広くしたほうがいい」

と言われたんです。初心者の私はショックを受けて、失敗した〜!と落ち込みました。以降、好きな帯にもかかわらず、見るたびに気持ちが萎えてしまって。でも自分で着付けできるようになった今なら、一巻き目と二巻き目を上下にずらせば帯幅を調整できることがわかった。別に手放さなくても良かったのかも・・・。

そんなことを、友達のお顔を見たとたん思い出してしまって。いや〜、どうしよどうしよ。一方的に押し付けておいて「やっぱり返してほしい」なんて、あまりに自分勝手でなさけないったらありゃしない。でも、心が広くてさっぱりした気質のそのお友達なら理解してくださるかも・・・。それでもかなり逡巡。思い切って恥をしのんで頼んでみました。

「あのね、昔もらっていただいたあの二本の帯。貴女たくさん良い帯を持ってるし、私が無理やり差し上げておいてナンなんだけど、もし箪笥の中で眠ったままになってたら、良かったら返してくれなぁい? もちろん、もう貴女の物だから、断ってくれていいよ。貴女の自由」
「いいよ」
「えーっ!ありがとー!」
「事前に言ってくれたら今日持ってきてあげれたのに」
「うん、今思い出したから。本当にごめんね〜」
「さっそく郵便で送るねー」
「ありがとう」

はああ〜、なんて優しい人だろう。さっそく綺麗な箱に入れて送ってくださいました。感謝感謝。



しかし、いったん人様に差し上げた物を「返して」と言った自分、トホホでしたわ。ツラの皮が厚いというか、ほんまによく言えたな〜(苦笑)

ちなみに若い頃、別の友達に「あげた本、やっぱり返してほしい」と頼んだところ、烈火の如く怒られて、
「いやよ。返したくない」
と、はっきり断られた経験があります。いやいや、ごもっとも。それ以来、若干トラウマ。

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