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2019年1月

2019年1月30日 (水)

ねえや、ばあやの着物

群ようこ著『還暦着物日記』に、「私はねえや、ばあやの着物が好きなので、奥様、お嬢様タイプの着物はほとんど持っていない」と書いてあって、「なるほど」と大きくうなずいてしまいました。


いわゆる正統派着物と呼ばれるオーソドックスな着方をしている人を大別すると、「奥様、お嬢様」タイプと「ねえや、ばあや」タイプに分かれるのではないでしょうか。おもに前者はやわらかもの、後者はかたもの、ふとものを着る人を指すとも言えるかも。(髪型やメイクも影響しますね)


しかし昔ならいざ知らず、現代日本においては、やわらかもの=上流、かたもの=下流という図式は無いに等しくなりました。群さんがお召しになるような、めちゃくちゃ高価な「ねえや、ばあや」着物もありますものね。


「奥様、お嬢様」「ねえや、ばあや」は、完璧に着る人の嗜好の問題かと。そう考えると「奥様、お嬢様」好きタイプに「もっと渋い着物を着るべき」と進言したり、逆に「ねえや、ばあや」好きタイプに「もっと華やかにしたら」と口出しするのは、たんに自分の好みを押し付けてるだけかもしれないから注意が必要ですね。(自戒を込めて)


私? 私はもちろん「ねえや、ばあや」を好むタイプです。「奥様、お嬢様」着物を着ると、居心地が悪くて目が泳いでしまう(笑)


でも実は「奥様、お嬢様」にもとても憧れているのですよ。まずは袋帯をマスターして、精進しようと思います。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


BSの演歌番組に、お着物姿が好きな神野美伽さんが出てらっしゃいました。すごく可愛いな、この小紋も♪





コウモリの帯。番組の最初のオンエアがハロウィンの時期だったのかな。





神野美伽さんが演歌界には珍しい「ねえや」タイプだから、好きなのかもしれないな。


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2019年1月28日 (月)

赤い口紅 赤い長襦袢

寒冷ストレスで身体が痛くて着付けの稽古から遠ざかっておりました。今回はリハビリのつもりで泥藍大島紬と名古屋帯にしました。


ところがこの鹿が描かれた紬の名古屋帯、予想外に硬くて締めにくく、手こずりました。3回やり直したけどうまくいかなくて、どうしてもお太鼓に折り線が出てしまいます。





先日、カスタマイズした補正布をさっそく試してみましたが、こちらはうまくいったかも。衿元と胸元が安定しました。





真っ赤な口紅も初挑戦です。いつもヌードカラーなので、赤を塗った時は「わっ! くちびるオバケか!」とビックリしましたが、写真を見るかぎり唐突感は無さそう。着物に赤い口紅はやはり合うのだと思いました。





八掛も真っ赤。長襦袢も真っ赤で、そこはかとなくポカポカと暖かい。ずっと八掛の色を替えたいと思っていますが、寒いシーズンには赤も捨てがたいのです。


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2019年1月26日 (土)

補正布をカスタマイズ

紬はそうでもないけれど、やわらかもの着物を着た時に、デコルテから胸元にかけての貧弱さが気になっています。下半身が立派なだけに、よけい目立つような。





あまり補正は好きではないのですが、補正をすることによって着付けしやすくなるなら、やわらかものだけでもやったほうがいいのかな。





ということで、使っていない補正布を取り出してみました。着付け教室に行った時、最初の授業で作ったタオル製です。丈が長いので、お腹周りまでボリュームが出て太くなるのが不満でした。





そこでカスタマイズ。補正布が帯に重ならないように裾を内部に折り込み、丈を短くしました。ついでに肩ひもの通し紐(ゴム)も両端に付けました。肩ひもを背中でクロスして、通し紐にくぐらせて固定させてから、後ろで結ぶ仕様です。





最後に、中のタオルがゴロゴロ動かないように、白糸でざくざくとステッチを刺しましたが、まるで雑巾を縫っているが如し(笑)


どんな感じになるかな〜。自分にピッタリの補正を探り当てるまで、試行錯誤してみます。


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2019年1月24日 (木)

私が一番好きな帯

連日、厳しい寒さが続きます。大寒から立春までのもっとも気温が下がる時期、私も体調を崩しやすくて、毎年インフルエンザや風邪をひいてます。今年はなんとか罹患を食い止めてますが、寒冷ストレスで身体中がカチコチで痛いのなんの。春が待ち遠しいのです。


今シーズンもヒートテックで寒さをしのいできました。昨年発売されたNYのデザイナー、アレキサンダー・ワンとコラボしたヒートテックシャツがすごく気に入って、母娘で愛用しています。


このシャツです。首まわりが絶妙に詰まっているのと、袖と着丈がしっかり長いので暖かいのです。Mサイズにして身体にフィットさせて着ています。





今日たまたま通りかかったユニクロの店舗で、一枚だけ置いてあったので買い足しました。ネットでは白のMサイズは完売なので良かったです。極暖などもっと暖かくなるヒートテックもあるようですが、私は着心地が抜群のこのシリーズが大好き。定番商品として来年も扱ってくれることを望みます。


ところでユニクロのショーウィンドウにパステルカラーの春の洋服がディスプレイされていて、目を引きました。冬の間はどうしてもダークカラーばかりになるので、淡いピンクやイエローなどを見ると思わず気持ちが和らぎますね。





上の写真は、手持ちのなかで自分が一番好きな帯です。金とパステルカラーの笹蔓文様で、春向きですね。3月に出かける予定があるので、ぜひ締めたいと思います。


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2019年1月22日 (火)

オークションで返品した話

先日、ネットショップで購入した黒地の絽小紋。リサイクルということでクリーニング必須と思っていたのですが、届いてみたらピカピカの新品だったので驚きました。サイズもピッタリだし、丁寧な手縫い仕立てで、まるで誂えたよう。





こんな出来過ぎたシンデレラみたいなこと、運の悪い私にはあり得ないってば!(これはおかしい。きっと正絹ちゃうんやわ。化繊に違いない)と猜疑心でいっぱい(笑)


夏着物だから洗えるならそれも良し、ポリだったとしても満足だわ。でもいちおう調べてみっか〜と、端の糸を数本抜いて、台所の流し台にアルミホイルを敷いて糸を載せ、燃やしてみました。


マッチで火をつけると、糸の先が焦げた球になりました。





指先で球を触った瞬間、球が崩れました。正絹のようですね。(化繊の場合は崩れず、球が固くなる)





ひえええ〜、ラッキーでした。ラッキーすぎて、しっぺ返しが来るんじゃなかろうか。明日から気を引き締めないと。←不幸体質(笑)


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


ネットショッピングやオークションサイトで購入した着物が、届いてみたら正絹では無かったということはよくある話みたいです。実は私も以前、ショップからオークションで落札した反物を返品したことがあります。


その反物の色と文様はすごく気に入ってたのです。にもかかわらず、現物を見たとたん(なんかヘン)と感じてしまったのよね。色も文様も写真どおりでイメージに違いはない。でもなんかヘンだ。


しばらく反物の端を撫でていて、気付きました。これ正絹じゃないんじゃないか!!!


生地が薄いし、なんとなく伸縮性があるし、私が知ってる絹鳴りする正絹の感触とは明らかに違ったんです。でもショップの説明文には「正絹」と明記されてたし、反物の証紙にも正絹のシールが貼ってあったんだよね。


で、すぐに端から糸を一本抜いて、燃やしてみたら、やっぱり正絹の燃え方だったんです。


「えええ〜、正絹? なんか納得できない。手触りが全然絹ちゃうよ〜」


私の推測は、絹は絹でもウール混紡ではないかと。とにかく手触りが自分の好みとは全然違ったので、何とか返品できないものか。


でも返品不可の商品だし、オークションの場合、キャンセルすると悪い評価をつけられるので、やっぱり我慢するか。どうしよう。さんざん悩んだあげく、ショップさん宛てに以下の文面でメールしました。



「本日、商品を無事に拝受しました。実は落札させていただいた反物の手触りが正絹ではないような気がしてならないのです。反物にも正絹と印刷されているので、私の間違いかもしれませんが、どうしても私には正絹とは思えないのです。

御社から購入した反物はいつも気に入っているので悩みましたが、だめで元々でお願いします。心苦しいのですが返品させていただけませんでしょうか。

もちろん返品送料は当方が負担します。申し訳ありませんが、よろしくお願い致します」


推敲もせずに送信してしまったので、不出来な文章ですが、返品を断られることを覚悟の上、また、悪い評価がつくことも覚悟の上、書きました。クレームではなく、正直な思いを吐露したのが幸いしたのでしょうか、すぐにお返事をくださり、返品返金してくださいました。悪い評価もつきませんでした。


「どうしても私には正絹とは思えない」という素人の個人的感覚を受け入れくださり、良心的なショップさんで本当にありがたかったです。


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2019年1月20日 (日)

続・おひとりさまの振袖の行く末

今年の成人式はお天気が良くて、本当に良かったですね。今年は、おばあちゃまやお母さまがお召しになったお振袖を仕立て直して着る「ママ振袖」のお嬢さまが多かったようで、良かったです。もし私に娘や孫がいたら、私が着た振袖を着てくれたら心底嬉しいですもん。


【妄想】孫娘に振袖を買うなら


ところで今日は、ご主人をなくされて一人暮らしをなさっているご婦人と話をしました。世間話の合間にふと脳裏をよぎったのが(私もいずれは独りになるんだな)という、なんともいえない不安・・・。


喪失感と孤独を乗り越えるにはどうしたらいいのかな。落ち込みが深くて鬱病になったらどうしよう。


そうならないために今の仕事を大事にして、できるかぎり長く働こう。それとまわりの人にも、自分自身にも誠実に。地に足をつけて、しっかりと生きていかなくては・・・などとぐるぐる考えていました。


あと、おかしいかもしれませんが、たぶん「着物」が孤独や哀しみから私を救ってくれるような気がしています。たかが着る物なのになんで?と思われる方もいるかもしれないけど、おしゃれを心掛けることだって生きる原動力のひとつだと思うんですよね。とても大切なこと。


とりとめなく書きましたが、要は娘も孫も居ないおひとりさまの振袖の行く末をどうするかです(笑)


おひとりさまの振袖の行く末




母は「せっかくの振袖の値打ちがなくなるから絶対にダメ!」と猛反対なのですが、このまま誰も着ることなく箪笥の中で朽ち果ててしまうのは、絶対にヤダ!袖を短く仕立て直してでも、私は着たいんです。柄が大きすぎて訪問着ではなく、おしゃれ着になるかもしれませんがそれでいい。とにかく最後まで自分自身で面倒を見ようと思います。


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2019年1月18日 (金)

35年ぶりのレブロン

昨年後半から年末年始にかけて連日残業で、プライベートのお誘いも我慢して、本当に良く働いたと思います。松の内も明けて、やっとゆっくりできると喜んでいたのもつかのま、今度は家の中でいろいろありまして。


ああ、しんど。でも頑張らなきゃね。そうだ、たまには買い物して気分を上げよう!と自分に都合のよい言い訳をしつつ、最近購入したものです。いずれも安いです。(高いものを買うと、お金が減るので余計ストレスがかかりますのでね 笑)



<最近買ったもの その1>

早くも夏着物をゲット。以前から黒の絽の着物が欲しかったのです。一か八かネットでリサイクル品をポチしてみたのですが、全然期待してなかったんです。クタクタの着物かもしれないと。


ところが届いてみたら、まったくの新品でした。手縫い仕立てだし、サイズもピッタリ。まるでシンデレラのような出来過ぎた話で。





あまりに出来過ぎて、正絹ではなくポリだったというオチがつくような気がしてならない。今度、糸を抜いて燃やしてみます。



<最近買ったもの その2>

またもや羽尺です。今年は長着より羽織りものに力を入れようと、手持ちの羽尺もあるのに、また買ってしまいました。


写真だと地味っすね〜。でも幾何学模様がおもしろいかなと思いましてね。好きなタイプです。





この羽尺、どっちが表でどっちが裏かわからないの。普通は反物の内側が表地のはずなんですけど、柄がかすれていてまるで裏みたい。謎です。



<最近買ったもの その3>

口紅と紅筆です。先日、お友達と映画を見に行った時、これから映画館に入場してスクリーンを鑑賞するだけなのに、そのお友達、きちんとお化粧直しをしてルージュを丁寧にひいてるんです。なんて女性らしいんだろう!と感心しました。美しい女性は1日にして成らず。こんな美人さんでも努力しているのに、私ときたらトホホ。





反省して、柄にもない真っ赤な口紅を買ってみましたよ。いつもはヌーディーなローズカラーばかりなんですけどね。赤いルージュでも引いて少しは女らしくしろよと。


なんと35年ぶりのレブロン。他の方のブログで、レブロンの口紅の記事を読んで、目からウロコが落ちました。


「そうか忘れてた! うちらの世代にはレブロンがあったやん!」


女子大生時代JJが好きで、サーファー、ハマトラ、ニュートラにハマり、口紅はディオールとかレブロンとか。あれから幾年月・・・すっかりグレイヘアの婆になってしまいましたが、「レブロン」という響きを聞くだけで青春時代の甘酸っぱい思い出がよみがえってきて、胸がキューンとなります(笑)


いろいろあるけど明日もファイト!


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2019年1月16日 (水)

左前を指摘された苦い思い出

父が亡くなりションボリしている母を励ます「月イチ母と遊ぼ」企画、今月も行ってまいりました。父と母の思い出の地・和歌山の白浜温泉で一泊して、父を偲んできました。


母にはベッドのほうが寝起きが楽なので、今回は温泉旅館ではなく、海が一望できるリゾートホテルに泊まりました。





洋風の部屋なのに浴衣が置いてあったので、私も何年かぶりに浴衣でくつろぎました。そこでよみがえってきたのが、若い頃(10代〜20代)の苦い思い出。まだ着物にも興味がなく、当然着付けの知識も皆無だった頃、旅先の温泉旅館で浴衣を着ていて、知らない人から左前を指摘されたことがあるんだよね。それも一度ならずや、二度も三度も。(無頓着にも程がある)


いずれも「左前になってますよ」と教えてくださったのが、仲居さんだったり、通りすがりのおばさんだったり、お風呂の脱衣所にいた隣の人だったり。今なら着物警察と言われかねないので、何も言わない人もいるかもしれませんが、当時は遠慮がなかったですね。


私が浴衣を左前に着て部屋から出たとたん、必ずといっていいほど5分以内に逮捕・・・いえいえ、親切に教えていただきました(笑)


まさに百発百中でした。私が驚いたのは、他人の着姿をさっと一瞥しただけで「左前だ」と認識できる皆さんの能力の高さ。すごいな〜。方向音痴の私には絶対無理、いまだに自分のことで精一杯だ。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


白浜から帰ってきて、着付けの練習。私も今年こそ二重太鼓をちゃんと結べるようになりたい。打倒・袋帯(敵か? 笑)ということで、重い腰を上げました。


竺仙でつくった萌葱色の江戸小紋(縫いの一つ紋あり)に、四季花の唐織りの袋帯です。





それがねぇ、旅先でスマホ撮影のシャッターをお願いした方が、気をきかせてズーム設定にしてくださっていたみたいで、いつもより写真が拡大されて写ってしまった。





着付けのアラを直視するショック療法でいこうかな。


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2019年1月14日 (月)

ほめられたくない着物

群ようこ著「還暦着物日記」(文藝春秋)に、気になる一文がありました。詳しくはぜひとも本を読んでいただきたいのですが、要約させていただくと、


・男性が着物を着ている女性を見て、小馬鹿にしたり、自慢をしに来たといったり、露骨に劣情を催したりということがある。彼らの頭のなかには、着物は高いというイメージしかないので、そういう発言になるのだろう。


・反面、女性が着物を着ていると丁寧な扱いを受けるのも事実である。


・どちらも着物が今の世の中で特別だから起こる。逆に着物を着ている人に対して、社交辞令をいわなくてはならないような雰囲気になってしまうのも問題ではある。


さらに群さんは「自分が他人によくしてもらいたいために着物を着るのは、さもしい考えだと思う」と書いておられました。


さすがというか・・・。着物を着ていて、理由はわからないけどなんかモヤモヤするな〜と常日頃から感じていたことでした。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


昨年10月、ホテルの大宴会場で催されたランチ付き講演会に着物で参加しました。席は円卓だったのですが、あいにくお友達とテーブルが離れてしまい、両隣は知らない男性が座っていました。男性同士も知り合いではありません。それぞれ一人で着席している形です。


食事の時、右隣の男性とも、左隣の男性とも結構長く話をしたのですが、お二人とも私が着物を着ていることについて一言も触れなかったので、心底ホッとしたというか(笑)社交辞令なんか言われたら、すごくいややなと。


洋服と同じように普通に接してもらえたことが本当に嬉しかったんです。


この時の着物です。まあ、社交辞令も言いにくい、地味な着物ですけどね。絶世の美女ちゃうし(笑)


過渡期に重宝した袷の大島紬


私もその日は周囲のビジネスパーソンに馴染むよう、(精一杯おしゃれを心がけつつも)意識してコーデを抑えて行ったので、知らない人から着物をほめられなかったことに大満足。ヤッター!うまくいったとほくそ笑んでいたのでした。


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2019年1月12日 (土)

群ようこ「還暦着物日記」

昨日ネットで週刊文春を読んでいると、群ようこさんの新刊「還暦着物日記」の広告が載っていました。なんとその日(1月11日)が発売日ではないか! さっそく書店に走りました。





着物歴40年、着物にかんする著書にも定評ある群さんが、還暦になった今、どんな着物を好み、どんな着こなしを心がけ、着物にたいしてどんな思いを抱いているのか、もう〜〜〜めちゃくちゃ興味津々でした。


一年間の日記形式の和装エッセイで、毎月のコーディネート写真も満載。はあああ〜ため息。伊兵衛織に綿薩摩、結城に大島、黄八丈に越後上布 etc。眼福です。ご本人はちっとも鼻にかけないけれど、着物にものすご〜く情熱とお金を注いできたのがよくわかります。


まだ一度サッと読んだだけなので、第一印象だけ述べます。


ズバリ上級者向けの着物エッセイだと思いました。初心者、初級者にはちょっとハードルが高い。でもそこがとてもよかった!!!(私は上級者ちゃいますが)


この本を書くにあたり、おそらく担当編集者さんは群さんに「着物初心者に向けても書いてほしい」と望んだことと推察しますが、群さんにさらさらその気がないのが見てとれて、たいへん小気味良かったです。上から目線の人じゃないからね。それに初心者向けの指南書なら、書籍でも雑誌でもネットでも、いくらでも巷に溢れているでしょ。


もちろん初心者が読んでも、わかりやすく書かれてますよ。でも、実感としてこのエッセイのおもしろみを理解できるのは、紆余曲折を経て酸いも甘いも噛み分けた着物に慣れた読者だと思います。


そんな上級者が喜ぶエッセイを書く群さんですが、昨年の目標が「袋帯を結べるようになること」だったという可愛らしい面も。ああ、そうか、今までずっと紬などのかたものばかりお召しになってきたからですね。そういう偏愛的なところ、すごくいいなと思いました。


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2019年1月10日 (木)

着物ブロガーさん製作の丸ぐけ帯締め

仕事の繁忙期が過ぎ、ようやく定時に帰宅できるようになりホッとしています。ということで着付けの練習です。


可愛らしいコーデ、新年に免じてご容赦ください(笑)梅柄の生成の真綿紬に、百人一首柄の名古屋帯。





先日、パーソナルカラーがイエローベースのオータムだと判明しましたので、全体をイエローベースのワントーンコーデにしてみました。





今日のコーデの主役は丸ぐけの帯締め。めちゃ可愛いんです。





実は年末年始、この丸ぐけの帯締めにぞっこん惚れてしまい、アドレナリンが上昇して、たいへんなことになっておったのです。





どこで購入したかというと、なんと同じ着物・和装カテゴリーで、あの「きもの名画座」を書いてらっしゃるブロガーさんからなんです。絵も文章も知的で毎回ブログを楽しみに拝見していたのですが、まさか帯締めまで製作なさるとは!多彩な才能の持ち主でいらっしゃいます。(ブログ記事をリンクさせていただきます)


きもの名画座「丸ぐけ帯締めを出品しています②」


こちらの丸ぐけの帯締め、アンティークの丸ぐけよりやや細めで、現代流の正統派の着こなしにも合わせやすい。デザインもモダンで大人可愛いんです。(お写真も載せさせていただきますね)





ヒーーーーーッ!もう全部可愛い♡ 眺めてるだけで幸せな気持ちになります。





今日、実際締めてみましたが、長さもあるし、締めやすかったです。完売必至のこの帯締め、随時出品されるとのこと。要チェックです♪


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2019年1月 8日 (火)

ユニクロの骨格診断とパーソナルカラー診断

流行りの骨格診断やパーソナルカラー診断をプロから受けてみたいのですが、なかなかチャンスがなくて。


インターネット上にも設問に答える形で診断してくれるサイトがあるのですが、設問の数が多すぎて解答にブレが生じてしまうのか、いまだに自分がどのタイプに属しているのか、わからずじまい。


今、ユニクロアプリで骨格診断とパーソナルカラー診断をやってもらえるというので、さっそく診断してもらったら、これはとても良かったです! 少ない設問に答えるだけで、バシッと明解に答えが出たのです。しかもかなり当たっていると思います。


まずは骨格診断の結果から。私は「ナチュラル」と出ましたが、ドンピシャです。なにせ骨格が立派だもん。どう見ても「ナチュラル」以外、考えられない体型なのに、今までわからなかったとは。トホホ。





ナチュラルタイプが似合うデザイン、似合わないデザイン。はい、その通りですね。ラウンドネック、タートルネック、フレアスカート、ワイドパンツが好きです。スキニー、ミニスカ、絶対無理だ。





似合う柄は大柄でカジュアルなもの。はい仰せの通りでございます。





次はパーソナルカラー診断。今までいろんなサイトでやってみたけど、サマーだったり、オータムだったり、ウインターだったり、いまいちハッキリしなかったんよね。


が、さすがユニクロ。たった3問ですぐに出てきた診断結果が「オータム」。





だよね〜、だよね〜。私がサマーとかウインターのはずがない。オータム以外ありえないよ。納得!


オータムタイプが似合う色は、イエローベースで、深みのあるこっくりした色。そう、秋色そのものですわ。





すべての色に黄色をかけたイエローベースが合うそうです。なるほど。自分でも生成や黄色の着物を着てると、妙に落ち着きます。


他のサイトに書いてあったけど、オータムタイプは、黒や紺が似合わないらしくて、ショック。でも着てやる!(笑)


ユニクロアプリの骨格診断とパーソナルカラー診断、無料ですのでよろしければ試してみてくださいね♪


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2019年1月 6日 (日)

ボヘミアン・ラプソディー

クイーンの音楽など全然聴かなかった友達が、映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観てフレディ・マーキュリーに夢中になってしまったという。映画を8回も観たらしい。(今週あたり鑑賞10回目を更新してるかも)


その話を彼女から聞いて、なぜそこまで「ボヘミアン・ラプソディー」にハマってしまったのか理由が知りたくなり、私もようやく昨日観てきました。


映画公開から2カ月近く経っているのに、満席に近くて驚く。しかもリピーターが多いらしいんですよね。最後は感動で号泣必至と聞いていたので、ハンカチを握りしめてましたが、自分でも意外なことに泣きませんでした。わりと淡々と受けとめていたと思います。「素晴らしい作品には違いないけど、なんで8回も(10回かも)」と感じたのが正直なところ。


ところが一夜明けた今日、朝から映画の余韻が脳内でぐるぐる。仕事中も「ボヘミアン・ラプソディー」のいろいろなシーンが頭から離れず、困りました。引きずる映画ですわ〜。中毒性があるのかな。このぐるぐる状態を落ち着かせるためには、もう一度観るしかないと思っています(笑)


実は82年にクイーンが来日したとき、西宮球場のコンサートに行きました。その時のパンフレット。





当時の友人が大ファンで誘ってくださったのですが、改めて感謝しています。偉大なステージを拝見できたこと、心からありがたく思います。





親日家のフレディが生きていたら、今も日本にしょっちゅう来て、パワフルなステージを見せてくれたに違いないと思うと、泣けてきてしょうがないです。


いかん、今ごろ涙が出てきた。


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2019年1月 4日 (金)

ピンクの色無地をどうしよう

仕事終わりの疲れた顔で着物を着たので、お目汚し失礼します。今日やっと着付けの練習が出来ました。


新年なので珊瑚色の色無地。一つ紋が入っているので、本当は袋帯を締めてみたかったけど、疲れていて軽いほうに流れました。


松の刺繍が入った染め名古屋帯です。





どうだろう、この珊瑚色の着物。古い感覚で言えば娘時代の派手な色かもしれませんが、羽織を着ればどうってことなさそう。むしろ初老だからこそ、華やかにしたほうがいいかもしれませんね。





しかし、派手とか地味とか、年齢的にどうだろうだとか、そういう一般論はさておいて。


写真を見て思いました。あんまり似合ってないね(笑)自分自身も着ていてワクワクしないのです。ということは、好きな地色ではないということですね。


やっぱり自分がワクワクする色に染め替えることを検討しよう。希望は深みのある紫です。


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2019年1月 2日 (水)

椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」

新年あけましておめでとうございます。


喪中ですし、元日から仕事三昧でちっともお正月らしくないのですが、さすがに今夜はお雑煮が食べたくなり、白味噌仕立てのお雑煮を作って母といただきました。ほっこりしています。


大晦日は休みでしたので、ゆっくりと紅白歌合戦を鑑賞できました。一昨年は父の看病で見ることが叶わなかったので、2年ぶりの紅白でした。自称・紅白ウォッチャーにして、紅白歌合戦がその年のエンタティメントの最先端、最高峰だと信じてやまない私(笑)。第69回にかんしても語りたいことが山ほどあるのですが、やはり着物好きなら興味津々の椎名林檎のステージについて。


椎名林檎さんとエレカシ宮本浩次さんの「獣ゆく細道」。楽しみにしてました。ちゃんと司会者とトークしてからスタンバイしたんですね。余裕と自信がある証拠。





椎名さん、白手拭いを頰かむり。夜鷹ですか、さすが! 神秘的で似合いますよね、綺麗です。





お二人とも最初は羽織を着てました。宮本さんは早々に脱いで素浪人風の着流しに。これまた本当によく似合う。





あえての普段着物がリアリスティック(でも紅白という空間では非日常)でとてもクールでした。しかも男女お揃いとは。かっこいいとしか言いようがない。歌も衣装も演出も圧巻でした。





実はこの曲、カーラジオから流れてきたのを何度か聴いて、大好きなんですよ。生きる意欲を駆り立てる強い歌詞で本当に素晴らしい。


「借りものゝ命がひとつ 厚かましく使ひ込むで返せ」





「さあ貪れ笑いとばすのさ誰も通れぬ程狭き道をゆけ」





個人的には幕末の「ええじゃないか」を連想しました。いろんな解釈があると思いますが。




「無けなしの命がひとつ だうせなら使ひ果たさうぜ」

新しい年に向けて、希望あるパフォーマンスを見せてもらいました。さあ元気出して生きよう!


今年もどうぞよろしくお願いします。


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