交友録

2017年9月16日 (土)

良い悉皆さんとの出会い

羽織をつくるなら長羽織。そして最初の一枚は黒にしたいと考え、ネットで反物を探していました。葵や雪輪の飛び柄小紋を長羽織に仕立てたいな〜とイメージしていた矢先に、ヤフオクで見つけたのがこの反物。

そう、絵羽織なんです。昭和の時代、お母さん方がこぞって入学式、卒業式に着ていた紋付きの黒絵羽織。でもこの羽尺、いかにもPTAという感じじゃなく、はんなりしていて可愛い♡私には無い雰囲気。一目惚れでした。即決価格が設定されていたので、瞬殺で落札しました。



わーい!この羽尺で長羽織をつくろう〜♪ と浮かれておりましたが、(ちょっと待てよ)と我に帰る。ひょっとして昔の羽尺だから、長羽織にするには反物の長さが足りないんとちゃうん?

ということで、大慌てで似ている反物を落札。こちらは布が足りないぶんを補うための材料用ということで。要は二本の羽尺を使って、長羽織をつくろうと考えたのです。




さっそく羽尺の幅をはかった文字さんの第一声は、

「二本あれば長羽織は出来ます。だけど反物の幅が短いですね。裄はどのぐらいですか?」
「一尺八寸二分です」
「ということは、着物以上の裄が必要ですから、この反物では幅が足りませんね」
「昔の反物ですもんね・・・やっぱりダメなんですかねぇ(泣)」
「共布があるから袖に足し布を入れたらいけますよ!」
「足し布って、袖に布を継ぎ足すんですか?」
「そうそう。肩側か袖側、どちらにも足せますよ」
「ええっ、それって境目が見えるんですよね。継ぎ足してるのバレバレで、他人から見ておかしくないんですか?」
「おかしくないですよ。裄が長い人向けの昔からの仕立ての方法です」
「それは・・・かっこ悪いことではないんですか?」
「いいえ、全然。この人は裄が長い人なんだなと思うぐらいで、別にどうってことないですよ」
「そうなんですか。そんな方法があるなんて知りませんでした。ぜひお願いします!」


ちなみに羽裏には、頂きものの長襦袢地を使ってほしいと考えていたので、おそるおそる文字さんに見て頂きました。裁断済みだけど使えるのだろうかと一抹の不安を抱えながら。



「あ、長襦袢地だから、ちょうどいいですね。裁断済み? はいはい、大丈夫ですよ。これも使いましょうね」

て言っていただいて、ホッとしました。


続いて、単衣の羽織に仕立ててほしい別の反物を見ていただく。「実はヤケがあるんですが」



「ちょっとヤケてますねぇ。でもどうってことないですよ。大丈夫、大丈夫。こちらも二本目の反物で返しを作りましょうね」
「ああ、良かった!本当にありがとうございます!」


こんな調子で、トントン拍子に話が進んでいくんです。というのも、文字さんには「否定」が無いんです。今まで私が出会った悉皆さんは、古い反物や着物を見たとたん、
「これはちょっと」
「出来ません」
「難しいですね」
と否定の言葉ばかり。あげくの果てには「体格がいいから、新しいものをお買いになったほうが」などと言われ、毎回いやな気持ちになっていました。



文字さんのすごいところはポジティブでいらっしゃるところです。難物を持っていったとしても決して否定したりバカにしたりせず、「こうしたらうまく出来ますよ」と前向きなアイデアを出してくださるんです。相当引き出しをお持ちなんでしょう。安心してお任せできます!

ああ、嬉しい。待った甲斐がありました。文字さんにお願いして本当に良かった。良い悉皆さんに出会えて、道が一気に開けた感じがします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

そしてオカンさんが、身に余る嬉しいお言葉をブログに書いてくださり、御礼申し上げます。本当に幸せです。ありがとうございました!文字さんとも、オシャレでパワフルなオカンさんのお話で大いに盛り上がりました。きっとその頃クシャミなさっていたのではないでしょうか・・・。

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2017年8月25日 (金)

そっち側に行かなかったけど

春に少しだけ通った着付け教室の運営母体は呉服屋さんです。その呉服屋さん招待の日帰り京都ツアーが先週あったそうで、参加した友人が私にお土産をくださいました。

鳥獣戯画のミニ風呂敷です。嬉しいな〜♪



「で、どうでした? 京都観光を満喫しましたか?」と尋ねると、
「まさか。豪華なお食事をいただいた後は工房に案内されて、取っ替え引っ替え試着よ〜。観光どころじゃない」
「そうなんですか。買ったんですか?」
「それがねぇ。見るだけのつもりだったのに、訪問着買っちゃったの!」
「うわぁ〜、やりましたねぇ」と感心してたら、もう一人の友人も「私も買いました」。

なんか工房見学に参加した約20人のうち、半数以上がその場で購入したらしい。へぇ〜、意外とみんな買うんですね。きっと魅力的なお着物がお買い得だったのでしょう。参加者全員の交通費、食事代、お土産代を負担した呉服屋さんにしても、それだけ買ってもらえたら完全に元がとれますね。

実は私も「参加しませんか」と声をかけてもらっていたのですが、行かなくて本当によかったと思いました。なぜなら、行けばきっと私も買っていたから・・・。

ノーノー。逆です。買わないから行かなくてよかったです。招待してもらっておいて、何も買わずに堂々としていられるほど太い神経を持ってないんでね。買うつもりがないのに参加するのは申し訳ないです。お食事をいただいても、これは他人様のお買い物から経費が出てると思うだけでいたたまれなくて食べ物が喉を通らないよ。見かけによらず( ´Д`)y━・~~

でもね、買ったお二人はとてもとても満足そうでした。きっと納得できる気持ちいい買い物が出来たんだろうね。呉服屋に100パーセント全幅の信頼を寄せて、それはそれで幸せそう。とうとう私は「そっち側」に行かなかったけれどね。案外、そっち側のほうが手堅く、トータルでは失敗が少ないのかも・・・なんて思えてきました。今さら行かないけど(笑)

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2017年7月18日 (火)

赤い長襦袢ってどうなん?

マイサイズの長襦袢をつくるのが楽しかった頃、どうしても欲しかったのが真紅の長襦袢。当時、すでにアラフォーでしたので、赤い長襦袢なんて娘さんしか着られないんじゃないかな?と躊躇してたんですが、そのことを親しくしていた舞台女優さんに相談したら、

「何言ってんのよ、貴女。赤い長襦袢は何歳でもいいの!昔のおばあちゃんは70歳でも80歳でも真っ赤な長襦袢を下に着てたのよ! 地味な着物の下からチラリと見える赤が本当にかっこいいんだから!」

と一喝され、背中を押してもらい、赤の長襦袢をつくることにしました。でもこれまた有りそうで無くて、反物探しに苦労しました。朱色はたまにあるけど、真紅はなくてね〜。ようやく船場センタービルのみしなさんで見つけて仕立ててもらった時は小躍りしました♪

しかしですよ。あらためて考えてみたら、当時(十数年前)も現在も、今どき真っ赤な長襦袢を着てる人なんか居る? なんか居ないような気がする。真っ赤な長襦袢をつくるなんて、ずいぶん的はずれな仕業だったのかしらん?

というのも今年春に通っていた着付け教室で、生徒同士がこんな会話をしていたのを小耳に挟んだのです。

「昔あったよね〜、赤い長襦袢」
「あったあった、ひいおばあちゃんが着てた」
「しかし、赤なんてキョーレツよね。古臭くて今時誰が着るのかしら」

おいおい!ワシや!ワシや!(ショック)

本当のところ、どうなん、赤い長襦袢の現在の評価は? そういえば着物雑誌でも、まず見ないよね〜(汗)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

でも、赤い長襦袢を持っていたおかげですごく助かったことがありました。

前職(制作とマネージャー業。芸能の裏方を20年やっていた)で、ショートムービーを撮影することになったんです。脚本に、能舞台で舞う鬼女のシーンがありまして、予算がないから役者さんにお願いできなくて、私が鬼女の役をやることになりました。

その時の衣装もやはり予算がないから自前だったのですが、ちょうどつくったばかりの真っ赤な長襦袢の地模様が鱗文で、まさしく鬼女の装束とドンピシャリ!笑

白い着物の片身に、鱗文の赤長襦袢を出して鬼女を表現。打ち合わせが左前になってるのは死者の設定だったからか、あるいはたんに着付けを間違えた?笑



撮影地の地元の能楽振興会さんから、ものすごーく値打ちのある般若の面をお借りしました。ありがたかったです。

撮影前に、摺り足を指導していただいたのですが、本当に難しかったです。あたりまえですが下手すぎて、穴があったら入りたかったです。



恥ずかしい思い出ですが、大勢の方に助けていただき、能舞台に立つという貴重な経験をさせてもらいました。すごく楽しかったです。

やっぱ、赤い長襦袢着よう!

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2017年6月11日 (日)

お嫁に出します

知り合いに、日本に住んでる外国人にボランティアで着付けを教えてる方がいらっしゃいます。

教材の着物や帯は、おそらくその方の私物を使ってらっしゃると思われます。



微力ながら私も協力させてもらいたいと思いまして。たんまりある名古屋帯コレクション(笑)の中から、朱色系3本、青色系3本、黒色系3本、合計9本をチョイスしました。レッスンで使っていただければ!

外国の方に日本文化を知っていただく一助になれたら嬉しいです。

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2017年4月 7日 (金)

ピースサインはやめるべし

先日、久しぶりに婦人会(女子会改め)に参加して、今年初めてお酒を飲んできました。

隠れ家の和食ダイニング。ここぞとばかりに濃度の高いビールを注文しました。ぷりぷりのホタルイカも最高!



同年代の女が集まれば、話題は尽きないけれど、なんといっても盛り上がるのが、アンチエイジングの話ですね。いくつになっても女を忘れず、美しくあるためにはどうしたらいいのかと。

舞台人のめぐまりこさん(右端)から、毎回いろいろとレクチャーを受けております。



今回、写真の写り方のコツを教えてもらいました。そっと顔に手を添えたり、頬杖をついたりすると表情が和らぎ綺麗に見えるそうです。なるほど、私の場合はエラ隠しにもなっていいわ!(笑)

よくあるピースサインは元気で可愛いけど、綺麗なポージングとは言い難い。それに最近はピースサインから簡単に指紋情報が盗まれるらしいですよ。できたらやめたほうがいいですね。

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2017年1月 1日 (日)

新年のご挨拶とお知らせ

2017年、明けましておめでとうございます。

旧年中はお世話になりました。おかげさまで穏やかな新年を迎えております。

今年もどうぞよろしくお願い致します。



実は本日より介護休業を取得しております。最長93日間、仕事を休んで両親の介護に専念することに致しました。

勤める職場で介護休業を取るのは私が第一号みたいです。介護離職をしなくてもいいよう取り計らってくれた会社に感謝しております。

つきましては休業期間中、このブログもお休みさせていただきます。時期は未定ですが必ず復帰しますので、その節はまた覗いてやってくださいませ。

皆さまにとっても本年が健康で素晴らしい年になりますよう、お祈りしています。



2016年11月13日 (日)

同世代の活躍は頼もしい

今年の夏もご一緒したライブを通じて仲良くさせてもらっている同世代のお友達!!!



さっきスマホをいじっているとき出てきた広告のモデルさんが、どっかで見た顔だな〜と思っていたら、その友達でした!



すごいね!頑張ってるね!輝いてるね!

同世代の活躍に大いに刺激を受けました。もう齢だから、なんて引いてる場合じゃない!私も彼女を見倣って仕事に家庭にプライベートにがんばろうと思いました。

そして私も、髪が減ってきたらアデランスにします^ ^


2016年7月 1日 (金)

可愛すぎる猫に悶絶

なぜかしょっちゅう子猫を拾って、保護してる友達がいるんですが、つい最近保護した子猫の可愛さったら!!!

10日前に保護した直後。野良なのに、丸顔でずんぐりむっくりって珍しいですよね。男の子です。



10日後の近影。

ウキーーーーッ!か、可愛すぎて、悶絶してます。顔も可愛いけど、コロッとした白い手足がめちゃくちゃ可愛いよね。



シャワーも嫌がらないし、友達の身体にすりすり甘えてくる人懐こい子なんだって!



容姿端麗、性格温厚、食欲旺盛、健康優良。奇跡か? 神か?

最近はもう、癒しを求めに友達のブログを一日10回は眺めておりますワタクシですのよ。ストーカーか(笑)

ちなみにこの子の里親さんを募集してらっしゃるそうなので、気になる方はお問い合わせしてみてください。

見たこと。聞いたこと。http://napthedogs.jugem.jp


2016年1月20日 (水)

大好きなLINEスタンプ

LINEはせえへんよ〜とかたくなに拒んでいました。が、一年前に大事なクライアントさんから「連絡しづらい。頼むからLINEやってよ〜!」と説得されて渋々始めました。以来、便利なのでハマっております(笑)

LINEといえば、キャラクターのスタンプ。私が気に入ってるのは、スマイルブラシ。動きがコミカルで毒もあって可愛い。



なんとなく日本のイラストじゃないような気がしたんです。電車の中で隣国の人を日本人と見分ける時に感じるちょっとした差異ってあるでしょ。そんな違和感をこのキャラクターにも覚えたんだけど当たりで、どうやら韓国のキャラみたいです。

久しぶりにスタンプショップをのぞいてみたら、スマイルブラシの冬バージョンが出てましたので、即購入しました。とにかく動きがおもしろいから、興味ある方はぜひチェックしてみてください。



冬バージョンが出たということは、今後、春バージョン、夏も秋も出るのかな。楽しみです。

そこで豆知識。LINEのやり取りをしている時に、相手が送ってきたスタンプを指でタップしたら、そのままそのスタンプの購入画面に行けることをご存知ですか? 私は知らんかったわ〜、便利に出来てますよね。

この豆知識も、歩くWikipedia(今は生き字引とは呼ばないらしい)の友達から、LINEで教えてもらいました!

2015年10月15日 (木)

物々交換か行商か

南佳孝さんの逗子ライブにご一緒したファン友さんから、いただいたお土産の数々。土佐銘菓に京菓子に横浜のシュウマイ!



コーヒーまで戴いてしまいました。私からは防寒用の使い捨てカイロとか、飴チャンとか、モロ大阪のおばちゃん的なものを(笑)



そういえば、ボルサリーノ関さんもこんなことをブログに書いておられました。関さん、森三中さん、椿鬼奴さん、
レイザーラモンRGさんらで、早乙女太一さんのファンの集い「太一会」を結成しているらしいんですが、早乙女さんのステージを観に行くときは、とりあえずどんな時でもメンバー同士の「物々交換」から始まり、結果、ライブに来たにもかかわらず「行商」みたいな荷物になってしまうと(笑)

「太一を見にいくのに、どうかと思ったんですけど・・・」と大島さんが梨とジャガイモとラー油を差し出せば、「私もどうかと思ったけど」と関さんがサツマイモとトマトと豆乳を渡すといった按配。

アハハ、うちらと同じだよね。

示し合わせたわけじゃないのに、どうして中年女性って、ライブにお土産を持参してしまうんでしょうねぇ。しかもお目当てのアーティストさんに渡すんじゃなくて、ファン同士で・・・ホント、なんでだろうね。


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