着物について

2017年9月21日 (木)

雨コートほど費用対効果が高いものはない

雨降り用にとっておいたポリ着物を先日、手放しました。雨の日まで着物を着ることはないだろうと判断したのが理由です。そのことと大いに矛盾するのですが、私は和装の雨コートが欲しいのです!

二年前、松竹座に歌舞伎を観に行ったときのことです。劇場前で友人と待ち合わせしている時に、やはり人を待っている50代ぐらいの着物の女性が立っていました。その方がフルレングスの雨コート(道行)をお召しになっていて、思わず目がハートになってしまいました。

(なんて凛としてかっこいいんだろう♡まるで新派の女優さんみたいだわ)

一部式のフルレングスの雨コートって貫禄と高級感あるよなぁ〜。着物上級者の極みって感じ。水谷八重子みたい。波乃久里子みたい。憧れるわ〜♡

ミーハーな私は、さっそく雨コートの反物を購入。しかも二反って、なぜ?(笑)松竹座前で目撃した女性が茶色の雨コートだったので、私も茶色の方を仕立てたいと思ってるんです。ほんまに着るのかな?(笑)



プレタでもいいのありますよね!この五彩堂の雨コート、法衣専門の着物屋さんだけになんとなくプロっぽくて、いいわ〜。

五彩堂 和装コート 道行タイプ一部式

こちらはスタイリッシュで今風なタイプですね。二部式だし実用性が高そう。

「おとづき商店 × 七緒」スマート雨コート

雨コートって、濡れても差し支えない素材でつくるから、当然お値段は安いですよね。なのに非常にお高く見えるから、費用対効果がめちゃくちゃ高いと思います。流行りの言葉で言うと「高見え」ってやつ。←きらいな言葉だけど。

なぜ雨コートを着てるとお高く見えるかというと、やはり着てる人が圧倒的に少ないからね。たいていの人は和装を揃えるとき、

長着(着物)→ コート類(羽織、道中着、道行)→ 雨コート

の順にワードローブを考えていくと思いますが、雨コートまでたどり着ける人は少ないと思う。仮に持っていたとしても、雨の日に実際に着る人はよほどの着物巧者しかいないといえるでしょう。

雨コートが似合うイメージのお二人↓



はああ〜かっこいい♡

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2017年9月19日 (火)

道行も悪くないと私も思う

楽しみに拝読している更衣さんのブログに、道行コートのことを書いてらっしゃいました。(リンクさせていただきます)

ひいばあ好み、私好み :「道行も悪くない」

そうだったんですか!最近は道行があまり流行ってないんですね。なるほど、気付きませんでしたが、そうかもしれませんね・・・。

ちなみに私も手持ちのコートが二枚あり、二枚とも道行です。そのうち一枚は母から譲られた昭和感満載の朱色のコート。

実は今年三月、友達のお芝居を観に行った時に紬を着た際、母のこの朱色のコートしか無くて、出かける土壇場まで着るか着ないか迷いました。朱色の道行って、いくらなんでも古くさいんちゃうん〜。でも三月で帯つきもちょっとなぁ〜。どうしよどうしよ、まぁいいか!屋内に入ったら、すぐに脱ごう!



最初はすごく恥ずかしくて(いやや〜)と思ってたんだけど、着てるうちにだんだんと(あれ? 案外いいかも)と思えてきたんだよね。くすみ顔がパッと明るくなったような気がして。気持ちまで明るくなってきたし。



行きは(いやや〜、出来るだけ脱ごう)と思っていた朱色の道行だったのに、帰る頃には(出来るだけ脱がんどこう)と思えるぐらい、ポイント急上昇でした。

更衣さんが「落ち着いて品格がある」と書いてらっしゃいますように、古風でコンサバな道行だからこそ、派手な朱色でも浮かないような気が致します。この道行も次回、文字さんに裄出しをお願いしたいと思っています。

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2017年9月18日 (月)

和裁は無理だと悟った日

月曜なので着付けの稽古です。今日は台風一過で気温が高かったので、ひんやりした感触の白大島にしました。



鏡裏文の塩瀬帯を合わせてみました。絵柄に楓と菊が描かれていたので、秋に締める帯ですね。ラッキー。



いつもよりトルソーがほっそり痩せて見えるのは何故? ひょっとして大島紬って着痩せする着物なんじゃ? 少しでも細く見せたければ、大島がいいかもしれませんね。



ところで今、羽織のお仕立てをお願いしてるんですが、悉皆さんから「繰越は何分になさいますか?」と質問が来ました。私がお渡しした寸法表に繰越の数値が載ってなかったとのこと。
(はぁ〜? 繰越ってなんじゃらほい? 衿周りのこと?)

「着物の肩から下の長さと、背中心の長さを測って、差を出してみてください」
(衿周りのことなのに、なんでそんなところを測るんだろう???)

「着物のえりぐりの写真送って頂けますか?くれているか見させて頂きます」
(えりぐりってどこのこと? くれているって、どういう状態?)

恥ずかしながら、チンプンカンプン。「着物 繰越」でググって、トップに出てくる美どり和裁さんの懇切丁寧な解説を読んでも、さっぱりわからん(泣)本当にアホです。私には絶対、和裁は無理! 和裁って直線だけじゃなくて、こんな難しい曲線もあるんじゃん!和裁ができる人って本当に凄いと思いました。



「繰越」の寸法が着物や羽織を仕立てる際に、ものすごーく重要なことだけはわかりました。今まで衣紋がうまく抜けないのは百パーセント着付けのスキルの問題だと思っていたけど、繰越の寸法も大いに関係してくるんですね・・・。

しかしながらとうとう最後まで繰越の測り方がよくわからずじまい。いちおう測って寸法を出してみたけど、間違ってるような気がする。自信がない。大事をとって手持ちの着物を悉皆さんに送り、測っていただくことになりましたとさ。トホホ。

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2017年9月15日 (金)

初めての羽織 仕立てに出しました

羽織が欲しくて欲しくて欲しくて、つくるなら何をおいても羽織が最優先と思っておりました。

すでに気に入りの羽尺もゲット。あとは仕立てに出すだけだったのですが、私にはどうしてもお願いしたい京都の悉皆さんがいました。それは、オカンさんのブログでおなじみの、京都の文字さん!!!

遠くてなかなか京都まで行けるタイミングがなかったのですが、ようやく今日、伺うことが叶いました。



この反物で袷の長羽織を。



こちらで単衣の羽織を。



今日、お打ち合わせをしてきました。やっぱり文字さんにお願いして良かった!と確信。詳しくはまた明日書きますね。

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2017年9月14日 (木)

派手で結構!!!

箪笥の中で眠ってるままの色無地があります。しつけが付いた未着用の頂き着物で、裄を直せばサイズはOKなんです。でも珊瑚色、どピンクでして、おまけに斜め格子に桜の地紋が入っていて、明らかに若い方向けに作られた着物だと思います。



こちらの着物もどなたかにお譲りしようかと考えていたのですが、どっしりとしてなかなか存在感のある生地なんです。捨てがたい・・・。

なので、いつか染め替えたいと思っているんです。お手本は、植田伊津子さんのきもののやりくり実例です。こちらの記事のcase6のお色が素敵すぎます。case5のホタル絞りも素敵。

お写真、転載させていただきました。



でもね、最近はこうも思う。別に齢をとっても、50代だろうが、70代だろうが、ピンクや桜柄の着物を着たっていいんじゃないのかな? ピンクや赤=娘時代の色、茶色やグレイ=お婆さんの色、というふうに決めつけること自体が、昭和の遺物というかね。私が小学生の頃、女の子は赤、男の子は青みたいな価値観を押しつけられていたけど、今から考えると腑に落ちないです。

派手で結構!若くても年寄りでも男でも女でも、もっと自由に好きな色を着ればよろしい。

あとね、着物単体で見るから「こんな派手な色、無理」って思うんだろうけど、コートや羽織、帯を組み合わせてトータルコーディネートすれば、いくらでもさじ加減できるんじゃないでしょうか? そのあたりのセンスを磨くことが課題なんですけどね。やりがいがあります。

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2017年9月13日 (水)

さよならポリ着物

手持ちの袷のなかから、ポリエステルの着物二枚を手放すことにしました。外国の人に着付けを教えて国際交流をしている知人に貰っていただきます。

最後にトルソーに着てもらいました。長襦袢なしでごめんちゃい!



地色も好きだし、飛び柄で可愛いですが、この先着ることがないような気がします。



グリーンの着物も好きだったんですけどね。今日合わせてみた孔雀帯とよく合うので、やっぱり手放すのやめようかなと一瞬心が揺らぎました。



ただ大柄の私には珍しく、この着物はサイズが大きすぎるんです。大は小を兼ねるから良いと思ったのですが、やはり着付けが難しくて。



ポリエステルの着物は、お茶をなさっている方や、雨でもガンガンお召しになるハイレベルな方のお着物でもあると思います。正絹が上、化繊が下だとこだわっているうちは、まだまだ修行が足りないと。本当の着巧者さんは、そんなこだわりを超越して、いろいろな素材を適材適所に繰ることが出来るのだと思います。

私も、いつか雨が降ったとき用に、あるいは、イベントの裏方をさせてもらえるチャンスがあれば、と思ってこの着物たちを保管していましたが、おそらく自分はそこまでいかないと判断しました。

あと一枚、夏の絽ポリエステルは置いておこうと思います。お世話になった方に頂いた思い出のお品なので。



今日は先日買った焦げ茶の帯締めに、それぞれ丹後ちりめんの帯揚げを合わせました。暑い時期は見るのもいやだった、こっくりした縮緬がだんだん心地良くなってきました。楽しいです。

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2017年9月12日 (火)

着物の知識はブログで学んだ

夜、スマホで自分のブログを開けてみて驚愕!すごいアクセス数になってました。10年ブログやってるけど、今までこんな数になったことない!

すぐに理由がわかりました。紫苑さんのブログが取り上げてくださったおかげです。ありがとうございます。人気ブロガーさんの影響力って、やっぱり凄いです!

実は白状しますと、以前、紫苑さんがこぎん刺しの帯を手作りなさっていた記事を拝読して感動して、「私もこぎん刺しの帯を作りたい〜!」とキットを取り寄せていました。紫苑さんのアイデアをこっそりパクっておったのは私です。すみません(^_^;)

バチが当たったのでしょうか。あまりの出来の悪さに自分に嫌気がさして、現在頓挫中(笑)



本当にいろいろな方のブログに影響を受けてますし、知恵と知識を教えてもらっています。

リアルなネットワークのない私にとって、着物ブロガーさんの記事は貴重な情報源。もちろん本や雑誌も良いですが、実際に日々お召しになっている方々のコーディネートやご意見は、まさに生きたお手本です。

あと、最近購入してませんが、ヤフオクを見るのも、商品知識を得たり、時代の空気を読めたりと、勉強になると思います。へー、こんな帯が人気なんだ。なぜだろう? 高値になる理由は何? などとあれこれ考えます。

いつかリアルな世界に飛び出す時が私にも来ると思いますが、今学んでいることがその時きっと生きてくるはずです。

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2017年9月11日 (月)

着物のことばかり考えて暮らしてる

昨日の続きです。さっそく母に「この振袖、袖を切って訪問着にしたいねんけど、いい?」と直談判したら、

『◎〆☆💢ゞ@◆△💢〆!!!』

怒ってました。あえなく却下、撃沈と相成りましたわ。もう振袖のまま着たろうかな(笑)

さて月曜なので、着付けの稽古をしました。先日、購入した着付け小物を使ってみましたが、やはり道具って大事ですね〜。とても使いやすかったです。特にセルの広巾の衿芯は半衿がピシッと伸びて、気持ちいい。



帯は、先日丸洗いした黒の塩瀬を。秋に相応しいものがないと思っていたら、万寿菊の帯がありました。重陽の節句にちなんで締めてみたけど、古典的でおしとやかな感じが良いですね。

この帯には、自分に足りてない要素があるような気がする。自分の欠点を補ってくれる帯かもしれない、なんて思いましたよ。



ところでブログに着物のことを書き始めて、もうすぐ半年。着物を着てお出かけするわけでなし、高価で値打ちのある着物を持っているわけでもなし、着物の知識も乏しく、美しいわけでもないのに、ブログを読んでくださる方々に感謝しております。本当にありがとうございます。

今でも思うんですよね。着物を着ていないのに、着物ブログと名乗っていいのかな〜って。何だかあつかましいのではないかと。

しいて言うと私の脳内は着物のことばかり。かつて流行した脳内マーカーであらわすと、

「着物着物着物着物着物介護介護介護介護仕事」

って感じ?(笑)着物のこと考えるのが生きがいになってるから、日々いろいろ起こるつらいことも乗り越えていけるような気がしております。

そうか・・・!「着物のことばかり考えて暮らしたい」という秀逸なタイトルの素敵なブロガーさんがいらっしゃるけど(更新を心待ちにしています)、今の私はまさに「着物のことばかり考えて暮らしている」状態です。本当に「ボーッと考えてる」だけですけどね(笑)幸せです。

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2017年9月10日 (日)

おひとりさまの振袖の行く末

高齢の両親と実家で暮らしています。ふと思い出した!私の振袖はどこよ?

ということで、実家の箪笥に仕舞い込んだままの振袖を30数年ぶりに取り出してみました。成人式〜20代にかけて数回しか着てないのです。考えてみたら、すごく勿体無いですよね。



母が大阪高島屋で買ってくれました。私の成人式の半年前ぐらいのある日、母が突然「今日、高島屋に振袖を見に行ってくるわ!」と言いだして、一人で出掛けて行きました。その日のうちに購入して、4時間後には家に持って帰ってきたのでびっくり。なんて簡単な(笑)

ショーウィンドウに飾ってあったプレタ振袖に母が一目惚れしたらしく、着丈が長めで大柄の私にでも大丈夫だと知り、即決したらしい。早っ!

でもね、おかあさん、裄が少し短いんだけど・・・と言ったら「裄は短くてもいいのよ!長すぎるより短いほうがいいの!大丈夫!」と言い切ってましたっけ。昔のひとだから裄の長さ、そんなに重要視してなかったと思われます。



当時のうら若き私は(こんな地味な色の振袖やだな。ピンクの花柄とか、かっこいい黒とかが良かったのに)と内心不満でしたが、30数年経った今は色も模様も自分に合っていると心から思います。さすが母親、私のことを良く解ってたんですね。

ありがたいことです。

さて、この振袖。箪笥の中に仕舞い込んだままにするよりは、いっそ袖を切って訪問着に仕立て替えしようと思うんですが、どうでしょう。訪問着にしては大胆な柄行きですが、いけるかな?

ついでに裄を伸ばして、上前のヤケと金駒刺繍のほつれを修理しよう。

この振袖を受け継いでくれる娘も孫もいないおひとりさまですからね。最後まできちんと自分自身で面倒をみたいと思っています。

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2017年9月 7日 (木)

やっと帯揚げに目覚めた話

知り合いにパリやミラノのオートクチュールで洋服をつくってらっしゃるお洒落マダムがいます。お着物もお召しになるんですが、やっぱりお洒落なんです。帯揚げなどの小物の色使いが斬新で、いつもハッとさせられます。

「その鮮やかな帯揚げ、どうしたんですか?」とお聞きしたことがあります。15年前のことです。

「ああ、これは船場センタービル(和装品が充実している大阪の問屋街)のワゴンで千円やよ。正絹縮緬の千円帯揚げ、安いやんか。だから20色ぐらいまとめ買いしたの。色合わせに便利やで〜。貴女も買いなさい」

さすが大阪女。パリのオートクチュールから問屋まで、振り幅が大きい。笑

とにかく当時、なるほど!と膝を打った私。さっそく真似して、船場センタービルに帯揚げを買いに行きました。緑のグラデーションです。



最近、ようやく帯揚げに目覚めてきたので(今ごろ 笑)置きコーデをあれこれ考えるのが楽しいです。

こっちかな?


やっぱりこっちかな?


今でも船場センタービルに正絹縮緬の千円帯揚げ、売ってるんでしょうか・・・。他に挿し色になる色を探しに行きたいです。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

そして、こまものやオンライン七緒を見ていますと、「三浦清商店 × 七緒」縮緬帯揚げが載ってました。

銀白色、葡萄鼠、錆浅葱、深山吹。なるほど、さすが京都の老舗の白生地屋さんが染めただけに深みがあってニュアンスがある色味です。しかも現代的。

こちらも興味津々。上級者の色って感じで、センスを底上げしてくれそうです。

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